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東北絆まつり 見に行きました~万馬研太朗

 東北6県のお祭りが福島に集まった「東北絆まつり2019福島」。6月1日2日、見に行ってきました。まずは「秋田竿灯まつり」。これは有名なお祭りで、提灯をつけた竿を立てるスリル満点のパフォーマンスは日本中だれでも知っていると思います。
 ただ残念なのは時間帯が「日中」で、提燈が灯りません。さらに「風」、竿灯が客の方に何度か倒れてしまいます。これはやっぱり「夜」のお祭りですから、夜に見られたら素晴らしいお祭りだと思うばかりです。

 次に「山形花笠音頭」。これはやっぱり、「笠」の使い方が感動的ですね。ピンクの着物、裾から赤をのぞかせて、色っぽいなあ。ややつま先立ちのステップは、阿波踊りでは下駄だと思うのですが、花笠は草履のようでこれもまた魅力的です。それとハチマキ?頭に被っている「色」のアクセントがグッときます。
 次のグループは水色の着物に裾からオレンジを見せています。色使いが上手だな~。次は男性の集団、うわっ、真っ赤な襷掛け。花笠のアクションがスゴイですね。見ていて飽きません。さすが、山形の伝統を感じるお祭りです。

 3番目は「盛岡さんさ」。先頭の4人の踊りは素晴しいです!つま先立ちのステップから両手を跳ね上げて、クリーム色の髪飾りが揺れます。緑色っぽい着物もクリームの配色が色っぽいですね。きっと伝統的な柄で○○○という有名な柄かも知れません。
 続く太鼓は、前に太鼓を抱えて踊りながら叩くタイプです。「エイサー」とか「じゃんがら念仏踊り」のスタイルで動きがあっていいと思います。台車にのせた太鼓を叩くよりも派手なアクションが楽しめますね。さらにさらに、赤を頭にのせたもっと派手な一隊が登場して踊りまくりました。お見事なお祭りでした。

 いよいよ仙台、「すずめ踊り」。パレードの先頭は伊達政宗と愛姫かと思ったら?「仙台市長」のタスキをかけていました。スズメ踊りは、自然に体が動きだすような乗りやすいリズムですね。
 ポイントのアイテムは両手に持った扇子で、表が赤、裏が緑とか。これはビジュアル的に最高です。衣装は白でまとめて、下はズボンっぽいですが、男踊りは阿波踊りに近づくような凄いアクションで見ていて楽しくなります。踊り手の間のスペースも充分にとって、思い切り踊りきっているように思いました。

 そして、「青森ねぶた」登場。今年のねぶたは,「東北絆まつり」にあわせて特別に作られた「中型」だそうです。なんと、それも福島県いわき市の名所、勿来の関ゆかりの「八幡太郎義家」を題材にしたそうです。これが中型なら「大型」を見に青森まで行ってみたくなります。
 ハネトが跳ねる!赤、青、黄色の飾りをつけた笠をかぶって赤いタスキ。黄色い帯を長くたらして、裾はピンクや水色をのぞかせる、フォトジェニックですねー。東北のお祭りは、夏に一気に爆発するエネルギーを感じるのは「色の使い方」
が上手い事がポイントだと思います。
 残念なのは、日中なので「ねぶた」のあざやかな灯りが無い事。夜だったらどんなに迫力があるかイメージすればワクワクしてきて、この夏は青森に行ってみたくなりなりました。

 ついに「福島わらじ祭り」。今年からNHK「あまちゃん」の音楽担当の大友良英さんのプロデュースでリニューアルされました。
私が思う今までの「わらじ」は、横から見ていてもペタンコで面白くも何ともないなあ。「すごい大きいぞ」「すごいスピードで走る」とかいわれても横から見ている私には平面な物が移動しているだけで、イマイチでした。
 思い切って、デッカイくす玉を爆発させて、3センチぐらいの「ミニわらじ」をまき散らせて、観客が先を争って拾う。数は多ければ多いほど、1000個ぐらい。もちろん祈祷済みで「家内安全」「交通安全」などなど。10個でも20個でも温泉宿の提供で「ペア宿泊券付きミニわらじ」とか、何かとんでもない事を考えないとダメじゃないのかな。
昔の「わらじ音頭」は舟木一夫さんが歌っていて、銭形平次の歌みたいでカッコよくて大好きでした。「よいしょよいしょ よいしょよいしょ ここは福島見せたいものは~」
 さて、今年の「わらじ祭り」はどうなったでしょうか? 

お祭りソングかな↓

Peach Girls~ミスピーチキャンペーンクルー非公式応援ソング 万馬研太朗【GUMI kokone】福島の歌

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