ツニーミュージックのロケ~石井務
「ラベンダーの丘」から1年
夏に弱い私は、いつも夏になると熱中症やら夏風邪やら腰痛やら、体がついて行かなくなります。気分転換を兼ねて、観光地へ出かけることは、体調管理と作品作りのモチベーション維持には大切なことだと、2024年の北海道ロケで感じました。
2024年の12月には、いつもバラバラに住んでいるメンバーが新宿に集まって、新宿ロケを行いました。「雨の都会」「安物指輪」の撮影でした。田舎に住んでいる私たちが東京へ集まって、都庁や新宿御苑、新宿駅や駅前など歩き回り、曲のイメージに合った映像を探し回ることは、目的がはっきりしているので、ただ観光しているよりも充実した時間を過ごすことができます。1泊2日でしたが、よく歩きました。しかし都会の人はよく歩きますね。田舎暮らしの私は車に慣れてしまって、すっかり体力が落ちたと感じます。年のせいかな?初老の男には少しきつかったです。それでも都庁から見た夜景は、東京でしか見られない絶景で、撮影していると疲れが吹き飛んでしまいます。その後はツニーミュージック忘年会。朝が早いので飲みすぎないように注意して。翌朝も日が出たばかりから、朝のバスを撮影に駅前まで。雨が降っていないので残念でしたが、撮れ高は良かったです。
2025年の3月には、「早春の只見川」を撮影するために、福島県大沼郡三島町ロケへ1泊2日で万馬さんと行ってきました。車を持っていない万馬さんは、いつもなら電車とバスを乗り継いでロケをするのですが、さすがにこの季節、福島の会津地方はまだまだ寒さが残ります。早春なので雪は残っているロケーションが欲しかったので、私と休みを合わせてもらって、車異動でロケを敢行しました。只見川の水は澄んでいて、水面がキラキラと光る様子は日常とは別世界です。実際に行ってみると、たまたま入った食堂でグルグルと回るカスミソウのドライフラワーに出会えるなど、曲のイメージ以上の取れ高で大満足。別動隊のツ兄さんの映像と合わせて、良いPVが完成しました。
4月には「無人駅」の撮影で、地元佐久の秘境駅である佐久広瀬駅と佐久海ノ口駅へ行ってきました。桜の開花を待ちきれず、仕事が休みの度に撮影スポットへ出かけて何度もカメラを回しました。桜の開花と曇り空を狙って。春の黄色っぽい曇り空が曲のイメージだったので、そのタイミングを狙っていました。佐久にもこんな所があったんだと、秘境の景色を楽しめました。
そして、今年の7月は8月1日アップロード予定の「東京⇔軽井沢」のロケで、軽井沢へ日帰りで行ってきました。今までは万馬さんやツ兄さんと一緒でしたが、今回は歌い手の君子さんと一緒でした。地元のロケなので、ある程度は知っていると思っていましたが、実際に撮影に出かけてみると新たな発見が多く、遠くへ観光に来たような気分になってリフレッシュできました。旧軽井沢銀座からテニスコート、雲場池、塩沢湖などひたすら歩きました。レストランの食事はちょっとオシャレな感じで、リゾート気分が盛り上がりました。楽しい撮影で撮れ高も最高。
一方、万馬さんの単独撮影は、「昭和のベンチ」「ナメコのタンゴ」「風来坊」「須賀川に遊ぶ」「花見山」「花かつみ」「さくらんぼ娘」など、この1年間でかなり歩き回っているので、いつかこのブログでも紹介してもらえればいいかと思います。今後の新曲の撮影にも期待してください。
プロフィール
石井務:長野県在住。福島県生まれ。ツニーミュージック作品全般で、編曲やミキシングを担当している。作曲も手掛け、「Fine ski holiday」「小さな紫色の花束に添えて」「飛べるよ、いつか」「ざくざく~二本松」などがある。また、てぃ~あいの名前で、「よい子に贈るよい子の歌集」ではコーラスを、「農民画家」ではチェロを担当している。
オバヘラアイス~シナリオ全文・イラスト原画公開! 石井務
【はじめに】
「オバヘラアイス」の編曲のコンセプトは、アニソンです。歌は男の子の視線で作詞されていたので、シナリオは女の子の視線で書きました。万馬さんもそこまでは考えていなかったそうですが、「まあそういうことだ」と言っていました。
今回中村灯先生という素晴らしい漫画家さんとコラボができて、楽しい作品に仕上がったと思っています。漫画を読みながら音楽を聴いていると、いつの間にか歌詞と漫画がシンクロしてくる、という初めての試みです。中村先生には構成からいろいろ相談に乗っていただき、完璧に、かつ、かわいらしく仕上げていただきました。ありがとうございました。中村先生のイラストに吹き出しはありませんが、是非、ブログで原画のかわいらしさを楽しんでご覧ください。
【イラスト原画】中村灯先生









【シナリオ全文】石井務
私にはずっと片思いの彼がいました。中学時代に別々のクラスだったアキラ君とは、一度話をしただけでした。親友の千代美と、アキラ君の友人の智仁が付き合っていて、たまたま四人一緒になった時、アイスをみんなで食べながら話をしただけでした。
中学を卒業して、千代美と私は同じ市内のN女子高校へ、彼と智仁はF高校へ進学しました。F高校は偏差値が高い男子高校で、私にとってアキラ君は高根の花。スポーツ万能で頭脳明晰となればN女子高校生みんなのあこがれの的。学校でも有名人でした。
夏休み前のある日、千代美が、
「智仁とオバヘラアイスを食べてきたの。ヘラコで二色のアイスをバラのように盛り付けてあるの。見て、これこれ。映えるでしょ。」
と言って、スマホの写真を見せてくれました。国道沿いにあるパラソルのお店。黄色とピンクのバラの花をしたかわいらしいアイスでした。
「千代美はいいなぁ。あーあ。私も彼氏とオバヘラアイスを一緒に食べたいな。」
「ねえ、アキラ君に写メを送ってみれば?案外一緒にアイスデートできちゃうかもよ。」
「えー?無理だよ。アキラ君モテるから。きっと彼女いるし・・・。」
「送っちゃいなよ。やってみなきゃわからないじゃん。」
そう言って千代美は、私のケータイを取り上げて、勝手にアキラ君に写メを転送しちゃったんです。そしたら、すぐに返事が来て、今日の学校帰り自転車でお店に行くって言うので、私も一緒に行くことにしました。
今日はとても暑い日で、自転車でお店に行くともうアキラ君は着いていて待っていてくれました。一緒にオバヘラアイスを注文して食べていると、アイスを作っているキレイなおばさんが、
「あんたら付き合ってるのけ?」
って、いきなり聞いてきたんです。私は慌てて唇の端っこからアイスを吹き出してしまいましたが、いっそのこと見せつけちゃえと思って、
「彼氏だよ。」
って、言ってやりました。アキラ君はとてもびっくりしたような表情をしていました。ヤバい。まだ一度しか話をしたことのないアキラ君に、急に腕を組んでそんなことを言ってしまった。きっと引いちゃったな。恥ずかし~~。その日以来、アキラ君に連絡することもなく日々が過ぎていきました。
秋になり、あんなに燃えていた夏の日の出来事が、記憶から消えそうなほど日が経ってしまったように思います。
「千代美はいいよなぁ。・・・」
相変わらず私は彼氏もできずに、うらやましく千代美のことを見ながら、秋の風を冷たく感じていました。
そんなある日、いきなりアキラ君から、
「ほんとに君が好きだ。今日、あの場所で待っている。」
と、メールが来たんです。
「会いたい!」
私は嬉しくて、嬉しくて、興奮しながら、放課後自転車飛ばして国道沿いのお店に向かったのです。アキラ君はもう着いていました。
私はアキラ君の自転車の隣に止めるとすぐに、
「彼氏だよね。」
と言って、腕を組んでしまいました。あの日のように。
【オバヘラアイス 歌詞】
夏になったらまた会えるだろう 昔キレイだったオバちゃんが
ヘラコでアイスを盛り付ける オバヘラアイスが食べたいな
君からいきなり写メ転送 国道沿いのパラソルで
黄色とピンクのバラの花 オバヘラアイスがまた来たぞ
君と二人で自転車止めて 食べ始めた時に
「あんたら付き合ってるのけ?」 いきなりオバアが言う
ドキッ‼としてオレは 君を見た
唇はじっこペロッと舐めてから アイスを左手に持ち替えて
「彼氏だよ💛」って腕を組んできた ああ オバヘラの夏
秋になったらもう食べれない あんなに燃えていた夏の日が
まるで夢のように消えて行く オバヘラアイスはどこ行った
あれから君にも会えなくて 悲しい毎日秋の風
彼氏だなんて言ったのは オバヘラアイスのせいなのか
今日も一人であの場所で 君を待ってるんだ
「ほんとに君が好きだ!」って いきなりメールしよう
すぐに返事 「会いたい☺」と
自転車飛ばして君がやってきた アイスを食べてたこの場所で
「彼氏だよね💛」って腕を組んできた ああ あの日のように
歌:VY2V3、GUMI
作詞・作曲:万馬研太朗
編曲・脚本:石井務
イラスト:中村灯
動画:長野スタジオ 著作:ツニーミュージック
【プロフィール】
石井務:長野県在住。福島県生まれ。ツニーミュージック作品全般で、編曲やミキシングを担当している。作曲も手掛け、「Fine ski holiday」「小さな紫色の花束に添えて」「飛べるよ、いつか」「ざくざく~二本松」などがある。また、てぃ~あいの名前で、「よい子に贈るよい子の歌集」ではコーラスを、「農民画家」ではチェロを担当している。
ツニーミュージック対談~石井務vs波ノリオ

波:今日はツニーミュージックで編曲を担当している石井務さんに来ていただきました。石井さんお久しぶりです。
石井:久しぶりです。2年ぶりぐらいですか?
波:そうですね。万馬さんが馬の話を書いてから、2年ぐらいになります。その間、あまり活動していないと思ったら、気づいたら11曲もアップロードされていて驚きました。
石井:スランプで、音楽活動していなかったのは事実です。昨年の秋ごろから再開して、「幻の0番線」を作ったぐらいから乗ってきた感じですね。
波:連絡がなかったから、まさか再開していたなんて知りませんでした。
石井:どうもすみません。ブログのことなどすっかり忘れていました。万馬さんもきっと忘れていたんでしょうね。
曲:「幻の0番線」
波:新曲の「ラベンダーの丘」を聴きました。素敵な曲ですね。
石井:ありがとうございます。でも編曲したのはもう10年ぐらい前で、ずっとアップロードできずにお蔵入りしていたんです。今回、ロケに合わせて、音源を見直して、ミキシングもやり直しました。基本的には変更していませんけどね。
波:北海道ロケへ行ってきたのですね。知りませんでした。うらやましい。
石井:そうなんです。今年の2月か3月でしたか、万馬さんに、ツニーミュージック10周年だから北海道ロケへ行って撮影してください、と言ったんです。そうしたら、本当に行くというので、私も一緒に行くことにしました。「ラベンダーの丘」をアップロードできなかったのは、映像に難があったからなんです。
波:そういう理由だったのですね。万馬さんがブログで書いていましたが、リスペクトしているアーティストへのチャレンジだそうですね。
石井:私もそれは知りませんでした。でも、ブライダルソングなので、私のイメージではピアノとストリングス一択でした。植松君子さんの作詞で、私が作曲した「風船を飛ばそう~赤い風船」という曲があるんですが、その曲もブライダルソングで、同じようにピアノとストリングスですね。
波:素敵な組み合わせだと思います。こだわりがあるのですね。
石井:昔、もう25年も前ですね。ブライダルのアルバイトで、チェロを弾いていたことがありまして。すっかり刷り込まれています。
曲:「風船を飛ばそう~赤い風船」
波:「ラベンダーの丘」には鐘の音が入っていますが、あれは撮影した音を入れているのですか?
石井:もともと最初の編曲から入れていました。間奏のところから挿入されますが、ラベンダーの丘に響く鐘の音と、チャペルを歩く二人がフラワーシャワーで祝福されているというイメージなんです。ピアノの下降音階はヒラヒラとフラワーシャワーが舞い降りるところですね。初めから鐘の音は必須でした。
波:でも、映像を見ると完全に合っていますね。
石井:撮影した映像に入っている上富良野の鐘の音の音源を取り出して、ノイズを消してミキシングをしました。そこに映像を重ねた形ですね。
波:そこまで考えて撮影していたのですか?
石井:ツ兄さんのプランで、上富良野の鐘は撮影予定でした。しかし、このような映像を撮影できたのは奇跡的だったと思います。曲を知っているからその場の思いつきで撮影しましたが、思った以上にキレイに鐘の音が録音されていて、背景の青空もずっと曇りの天気予報でしたから映像的にも奇跡的だったと思います。
波:日頃の行いが良いおかげですね。
石井:そう思います。万馬さんは日ごろから徳を積んでおけば、必ず良いことがあると言って、誰かを助けたりゴミを拾ったり、良いことをしていてくれていたおかげですよ。
波:え~、万馬さんが。作詞の感じから良い人だと思っていたのですが、やっぱりそうなのですね。天気が良かった撮影当日ですが、他には面白いエピソードはありますか?
石井:撮影日に5時ごろ起きて、窓を開けた時ですね。思わず二人を大声で叩き起こしました。天気が悪いという予報でなければ、その時間には起きずに朝食を食べてから出かけていたでしょうね。早朝だったので中富良野の北星山ラベンダー園に着いた時、他にお客さんはいなくて貸し切り状態でした。私だけ息を切らして丘の頂上まで行って全体を撮影したのですが、曲のどこで使うかを考えながらカットを撮っていたので、本当にいい絵が撮れたと思います。ラベンダーの丘の斜面から青空を撮影して、それが動画で鐘の青空と融合した場面では、初めて見たときに鳥肌が立ちました。あと、ツ兄さんがホテルでベッドから落ちて姿が消えた時、万馬さんがマジックショーと言ってツボにはまりました。ツ兄さんは「壁際の魔術師」だって。
波:美味しいものは食べてきましたか?カニとかスープカレーとか。
石井:実は撮影してホテルに帰ってきたときの朝食が、ひと仕事した後なのであまりにもおいしくて。結局、昼過ぎまでお腹がいっぱいで、滞在中はこれといった富良野の名物は食べませんでした。撮影はうまくいったので、名物を食べなかったのが北海道ロケで唯一の後悔ですね。名物ではありませんが、帰りの駅ビルで食べたチェーン店のトンカツは旨かったですよ。鹿児島の豚だとか・・・。
波:今日は楽しいお話をありがとうございました。また新曲ができたら、今度は教えてください。
石井:ありがとうございました。
曲:「ラベンダーの丘」
プロフィール
石井務:長野県在住。福島県生まれ。ツニーミュージック作品全般で、編曲やミキシングを担当している。作曲も手掛け、「Fine ski holiday」「小さな紫色の花束に添えて」「飛べるよ、いつか」「ざくざく~二本松」などがある。また、てぃ~あいの名前で、「よい子に贈るよい子の歌集」ではコーラスを、「農民画家」ではチェロを担当している。
波ノリオ:ツニーミュージックの公式ブロガー。ペンネームはもともと万馬研太朗の作曲ペンネームだったが、本人は曲や動画の作成はしていない。
「ラベンダーの丘」北海道ロケへ行ってきたよ!! ~後編 万馬研太朗

【撮影当日】
「♪~窓を開ければ 港が見える~」と歌ったのは、淡谷のり子先生ですが、ん?窓を開けたんじゃなくて、カーテンを開けたんじゃないんですか。? その朝、カーテンを開けて、窓も開けて、「うわ~、太陽出てるよ、晴れてますよー!」と大声で叫んだのは、石井務さんでした。私は、4時過ぎ頃に一度目が覚めて、10センチほど開けていたカーテンを見て、明るくなっていたのを確認したのですが、曇っているみたいなので、また寝てしまいました。その大声にビックリして飛び起きて見れば、富良野の町に朝日が輝いているではありませんか‼時計を見れば4時45分。「すぐに撮影に行きましょう!」と務さんが言うので、私と兄さんは大慌てで準備をします。務さんは、その日一日分の着替えをひとパックにして用意して有るので、早い!私たちは、下着、シャツ、靴下はどれだ~と、てんやわんやです。旅慣れしていない男たちだからしかたないですネ。朝食は8時頃までに帰ってきてから食べましょうと、ホテルを出たのは5時15分頃だったと思います。
【撮影開始】
昨日、札幌から高速を使って富良野のホテルまで運転してくれたのは、務さんでした。そして今日のドライバーはツ兄さんです。自らがピックアップした撮影ポイントに案内してくれる事になっています。

最初に着いたのが、「なかふらの北星山ラベンダー園」。朝早いので、誰もいません。撮影には最高ですね。スキー場なのか?左側にリフトがあって、ラベンダーの花がとても綺麗に咲いています。右側の小道を、務さんはドンドン上って行きます。「なかふらの」という大きな文字のてっぺんまで行ってしまったようです。

私は、ハアハア言いながら中間ぐらいまで行って、巨大な「松ぼっくり」を発見。木の下にボタボタと何個も落ちているではありませんか!大きさがわかるように百円玉を置いて撮ってみましょう。とにかくデカい。後でググってみたら「蝦夷松の松ぼっくり」だそうです。2月に「松ぼっくり」という曲の動画で、開ききった松ぼっくりを水に漬けて理想の形に調整しました。ここでこんな松ぼっくりに会えるとは、びっくり、なんか嬉しい気持ちになってしまいました。こんな事をしている場合ではありません。ラベンダー畑を撮らなくてはなりません。私は子供の頃からの悪い癖で、すぐに横道にそれて、やらなくてもいい事をやってしまうので、反省。やっとこさテッペンまで登ると、「ラバンジン」という看板がありました。これも後でググってみたらラベンダーの「混合種」の名前だそうです。な~んか、ロマンチックを感じるのは、私だけではないようです。
下の方で撮影していたツ兄さんの所へ集合すると、務さんが「最高の画が撮れましたよ!」と、大満足のようです。朝早いので、観光客の姿が無かったのが幸いしたようです。
次に目指すのは「日の出公園ラベンダー園」です。ここの風景は何度もネットで見ていたので、まるでその中にワープしたみたいですが、これは信じられない程の現実の世界です。美しいラベンダー畑に響きわたる「鐘の音」を、務さんがキレイに録ってくれました。楽曲の中に、見事に挿入されていますのでYouTubeでお楽しみ下さいませ。
そこまでの撮れ高に満足して、ホテルに戻って朝食にしましょう。朝飯前に大仕事をしてきたので、腹ヘリコプターは墜落寸前です。美味い、美味い、さすが北海道だね、何を食っても美味い。ツ兄さんは、ひととおり食った後で、北海道ジャガイモごろごろのカレーを追加。それを見て私も思わず追加。三人ともに腹いっぱい、満腹の腹をさすって大満足。「もう昼飯いらないよ」だって。

ひと休みしたら、「富田ファーム」へ行きましょう。ここはもう観光客で一杯でした。美味しい「富良野メロン」が並んでいましたが、食べたくても腹いっぱいで手が出ませんでした。「どっかで食ってやるぞ~」と思いながら。

次は「ラベンダーイースト」へ。ここは、ラベンダー畑の中をゆっくりと走るトラクターバス🚌がのどかで、北海道を感じる風景でした。ここで、ツ兄さんが美味そうに食っていたのは「ラベンダーソフトクリーム」でした。もちろん色は、ラベンダー色。

そこからあちこち回ったら、「フラワーランドかみふらの」へ。ここで、どこに車を止めようかなんて、偶然止めた目の前のラベンダー畑を見てビックリします。ウエディングドレスのカップルが歩いているではありませんか!あと5秒も遅かったら、そのカップルは画面の中央からいなくなっていた事でしょう。務さんが、撮っていてくれました。映画の名シーンみたいです。

それに比べたら、私の撮れ高は最低でした。一人でロケに行くと失敗して手ぶらで帰るわけにはいかないので、緊張していますが…。3人で行くと気がゆるむのかどうかわかりませんが、2人に申し訳ありません。その分、頑張って頂いて、とてもいい動画が出来上がったと思っています。
「ラベンダーの丘」の、作詞作曲ノートを見たら、2010年8月7日でした。その時はまさかこの曲が務さんに編曲してもらって、北海道ロケなんて夢に思いませんでした。こうしてYouTubeでにアップ出来たことは、とても嬉しく思います。素晴らしい仲間と最高の北海道「富良野」の旅でした。(終)
【プロフィール】
万馬研太朗:福島県在住。多くの作品は福島や二本松を題材にして、演歌・歌謡曲・POPSの作詞・作曲を行っている。コミックソングも得意分野。演歌でも歌謡曲でもない、新しくもなく古くもない中間的なジャンルを提唱しており、中間歌謡曲と位置づけしている。すでに60作品以上YouTubeやニコニコ動画で配信されているが、代表作は「滝桜」「花筏~ハナイカダ」「黄昏のダンディ」「十三歳のサムライ」など。「イカニンジンの歌」は福島の地元アイドル「餃子っ娘ジュニア&ひとくち餃子」に提供され、CMソングにも起用されている。また、自ら撮影した動画や写真は石井朗の名前で彩玉プロダクツへ提供している。
「ラベンダーの丘」北海道ロケへ行ってきたよ!! ~前編 万馬研太朗
【曲作りから】
写真家の前田真三さん(1922-1998)が、フィルムカメラで撮ったラベンダー畑の写真を初めて見たのは、「日本カメラ」というカメラ雑誌でした。「富良野」への憧れは、それからず~っとず~っと強くなっていったように思います。
そして「ラベンダーの丘」という曲を作りたくなって、イメージが広がっていきました。ラベンダーの丘なら、そこを越えて君の待っている町へ帰る事にしましょう。季節はもちろんラベンダーが咲いている夏。一本道の向こうから、君がかけてきます。それを見て、ボクは大声で君の名前を呼びます。

北海道の曲を作るなら、松山千春さんへのチャレンジです。千春さんを大好きだった千代ちゃんからクレームが来るかも。そういえば、二本松市には本物の「千春のオジちゃん」が住んでいました。ラーメン屋とスナックで何度か会った事があります。
「富良野」の曲を作るなら「北の国から」の、さだまさしさんへのチャレンジでもあります。さらに歌詞の中にある「結婚しようよ」は、吉田拓郎さんへのチャレンジでもあります。なんちゃって。。。そんな事を考えながら作詞作曲すると楽しいですね~。
さあ、石井務さんがブライダルソングとして、ピアノとストリングスで、素晴らしい編曲で仕上げてくれました。ちょうどA君とMちゃんが結婚するというので、この曲をプレゼントしたのですが、何と!ボツ。その結婚披露宴は、新婦のMちゃんのエレクトーン演奏がメインエベントのようだったので、仕方ないか~。
【旅の始まり】
それから何年たったでしょうか。何度聴いても良い曲だから、「YouTubeにアップしましょう」と言っていたのですが…。そして何度も、石井務さんには「富良野に撮影に行って動画撮ってきてください」と言われていました。が、「北海道は遠いぞ~、俺は行った事ないし~、連絡船に乗りたかったけど、今はもう無くなったからな~」などと、グダグダ言っているばかりでした。
それが、今年の4月頃でしょうか、突然、「富良野」に行ってみたくなってきたのです。まずは、埼玉の字幕職人、ツ兄さんに相談したら「一緒に行ってもいいよ♡」と言ってくれたのです。「よ~し!北海道にいくどう~」と、石井務さんに伝えたら、「ぜひ私も一諸に!」という事になって、3人での北海道初上陸作戦が始まりました。

ここで、ツ兄さんがスゴイ才能を見せてくれました。ツアーコンダクターという事で、新幹線からホテル、レンタカーまで手配してくれたのです。6月にはスケジュール表が送られてきました。7月18日から20日まで2泊3日。持ち物チェックリストまで送られてきて、当日まで、ドキドキワクワクの毎日でした。
さあ、その日は長野と埼玉から福島に集合して、新幹線で函館北斗まで。後は特急で札幌まで行って、レンタカーで「富良野」へ。富良野の町に入ったのは夜8時くらいでしょうか。車の窓を開ければ、何と!あま~い香りの空気が入って来るではありませんか。町全部の空気がラベンダーの優しい香りで出来ているようです。そのあたりでエゾシカの親子連れ3頭が直前横断、ちょっと危なかったけれども「これが北海道だ~い」と、嬉しくなってしまう私たちでした。
ホテルにチェックインして、5階の部屋の窓を開ければ、「富良野」の優しい香りと空気を胸いっぱい吸い込みました。胸部レントゲンの時の「息を一杯すって~止めて」を思い出しました。止める必要はないので、何度も吸って、吸って、幸せです。
ただ、心配なのは「明日の天気」もう1週間前から、くもり、くもり、くもり、ずっとくもり。雨はなさそうだけど、あ~~、ダメかな~。「まだわからないど」と強気を装っても、本当は、もう弱気です。

寝る前に、窓のカーテンは10センチぐらい開けておきましょうね。何でかって?朝が来たのがわかるように。朝食は7時からだから、6時に目覚ましをセットしましょうね。「おやすみなさ~い」。
つづく
【プロフィール】
万馬研太朗:福島県在住。多くの作品は福島や二本松を題材にして、演歌・歌謡曲・POPSの作詞・作曲を行っている。コミックソングも得意分野。演歌でも歌謡曲でもない、新しくもなく古くもない中間的なジャンルを提唱しており、中間歌謡曲と位置づけしている。すでに60作品以上YouTubeやニコニコ動画で配信されているが、代表作は「滝桜」「花筏~ハナイカダ」「黄昏のダンディ」「十三歳のサムライ」など。「イカニンジンの歌」は福島の地元アイドル「餃子っ娘ジュニア&ひとくち餃子」に提供され、CMソングにも起用されている。また、自ら撮影した動画や写真は石井朗の名前で彩玉プロダクツへ提供している。
夏の想い出~福島競馬「馬の恩返し」万馬研太朗
福島競馬を場外で買う
今年の夏の福島競馬は、有観客になって賑わいを見せています。でも私は、そのお祭り騒ぎのような福島競馬場が好きではありません。
というのも、朝からビールを飲んでお祭り気分の親父たちや、子供連れの家族などがワイワイガヤガヤ。楽しそうな若いカップルなども多くて集中できません。テレビの前で大騒ぎしているオジサンたちは本気で競馬をしに来ているのではなくて、知り合いと一緒にストレス解消しているみたいです。
その人たちの会話の中で、ちょっと気になる言葉があります。「第一本命」とか「第二本命」とかと、よく聞く事があります。それって、「一番人気」と「二番人気」の事だと思うのですが、福島の人だけだと思います。さすがに「第三本命」っていうのは聞いた事がありません。それと、もひとつ。「払い戻し」の事を「両替」って言いますね。ちょっと違うと思うのですが、福島の不思議です。山形の人や仙台の人も言っているのでしょうか?
そ~んな福島競馬場に嫌気がさして、ウインズ新白河で、福島競馬を場外で買って勝負しようと思ったのです。2階はウマカ専用の売り場になっていて、椅子にちっちゃなテーブルが付いた席が並んでいます。9日土曜日はそんなに混んでなくて、10時頃にオッズのテレビ前の席にすわる事ができました。
そこから、1階の馬券売り場まで行くのがめんどうでしたが、1階にはオッズのテレビがないので上と下を行ったり来たり。何て不便なんでしょう。ウマカで買えばいいのですが、私はいつもニコニコ現金払いが好きなので…。
その戦利品の馬券コピーを添付します。どうじゃ~~‼

馬も恩返しをするのだろうか
鶴のように馬も恩返しをするのだろうか? その馬が夏の福島競馬場のゴールを先頭で駆け抜けた時、私はふと思ったのです。
そのレースは「阿武隈ステークス」 7月9日(土)のメインレースだ。馬の名は「ゴールドスミス」。その父親は、オルフェーブルの父でもある「ステイゴールド」だ。
ステイゴールドは2015年に亡くなっているので、その子供が走っていれば若くても6~7歳にはなっているはずだ。ゴールドスミスは、何と、8歳馬だ。先週「ゴーゴーユタカ」が負けたNIKKEI賞と同じ芝1800メートルを逃げ切ってしまったのだ。
ラジオのアナウンサーは叫びます。「これは、大波乱になりました!」 私は単勝17~18倍の3番ゴールドスミスから馬連で15点、総流しをしていましたので2着に何が来ても的中です。その2着、7番の田中勝春さんの馬は単勝80倍くらいあったので、ゴールの瞬間に「3-7」は2万円以上の万馬券になっていると確信しました。
なぜ、それが「恩返し」なのか。2001年秋の天皇賞で、ステイゴールドの単勝に大金1万円をつぎ込んで負けた事があるのです。普通はハズレ馬券なんかすぐに破り捨ててしまうのですが、なぜかステイゴールドの名前が入っている単勝馬券を捨てずにとっていたのです。
そしたら、なんとその後の香港バーズG1を勝ってしまったのです。何で日本で勝たないの!香港じゃ馬券買えないよ!悔しいやら何やら、自分の推した馬なので嬉しいような気もして、ステイゴールドは忘れられない馬になりました。
しかも、香港での馬名は「黄金旅程」。中国名にするとダサくて笑ってしまう馬名もありますが、これはカッコよくて強そうな馬名ではないでしょうか。その後で、競馬雑誌のカラーページでゴール写真を見つけました。鞍上武豊、ゼッケン9番の下には確かに「黄金旅程」の文字が…。
それを切り抜いて額に入れた時に、馬券も一緒に入れて仕事場に飾っていたのですが…8年ぐらい前に引っ越した時にダンボールの中に入れて持ってきた記憶があります。どっかにあるはずだ~~探す事探す事、出てきました。21年前のハズレ馬券が。それを見ながら、私はしみじみ思うのです。(笑うんじゃねえ)ゴールドスミスの激走はステイゴールドの「恩返し」に違いないと。


プロフィール
万馬研太朗:福島県在住。多くの作品は福島や二本松を題材にして、演歌・歌謡曲・POPSの作詞・作曲を行っている。コミックソングも得意分野。演歌でも歌謡曲でもない、新しくもなく古くもない中間的なジャンルを提唱しており、中間歌謡曲と位置づけしている。すでに60作品以上YouTubeやニコニコ動画で配信されているが、代表作は「滝桜」「花筏~ハナイカダ」「黄昏のダンディ」「十三歳のサムライ」など。「イカニンジンの歌」は福島の地元アイドル「餃子っ娘ジュニア&ひとくち餃子」に提供され、CMソングにも起用されている。また、自ら撮影した動画や写真は石井朗の名前で彩玉プロダクツへ提供している。
夏の想い出に~恋のフルーツライン
万馬研太朗曲 GUMI他
2021年のまとめとして~万馬研太朗
2021年は、「ハイッみんぽう」の大石邦子さんの連載「続:風のあとさき」の「万馬研太朗さんの歌」で始まりました。これはもう、前にも書きましたとおり信じられない程の出来事でした。
そのお礼のつもりで,2月12日にコンビニからCDを10枚ほどクロネコ便で発送しました。そしたらその夜の大地震で大石様はとんでもない事になっていた事を後の「ラヂオ長屋」で知りました。お風呂で溺れかけたというショッキングな出来事でした。
翌14日に電話を頂きまして、大石さんの生電話にチョー緊張「昨日のラヂオ長屋であなたの話をしましたよ。CDありがとう。」とおっしゃるのです。驚きつつも、まだ使ったことのない「ラジコ」という方法で聴く事が出来ました。とてもとても嬉しい「北国のエッセイスト」でした。
さらに次週は大石さんが電話で出演。「北国のエッセイスト」をまた放送して頂きました。CDを送らなかったら、地震が無かったら、ラジコが無かったら、何回もの放送が聴く事が出来なかったと思うと、巡り合わせとはとても不思議な事だと思っています。
5月には、福島民報に「クマガイソウ」が載っていたので「水原川」というクマガイソウがテーマの曲を送りました。大和田さんが水原地区まで取材に行って下さり、「水原川」をかけて下さいました。6月の若葉の頃には「君と僕のコンチェルト」。これもまた思い入れのある曲でしたので放送して頂きまして感激しています。
10月には「奥岳~本当の空の下で」大和田さんの奥岳ロープウェイの取材と一緒にかけて頂きました。こんなにラジオで放送されても、ラジコが無かったら聴けませんでした。パソコンの打ち込みで作るオーケストラ(カラオケ)も、今という時代が間に合わなかったら作れていませんし、石井務さんという素晴らしい編曲者がいなかったら出来ませんでした。
大石さんに曲を送るのも、農民画家「すげのでんじゅ」さんからの紹介が無かったら実現しなかったと思います。「北国のエッセイスト」という曲も東西南北の「北」がテーマとして与えられなければ編曲には到らなかった事でしょう。
今年は大石さんのおかげで信じられない展開の1年になりました。また来年も「福島をテーマにした曲」を作り続けたいと思います。今年はどうもありがとうございました。よいお年をお迎え下さいませ。
2021.12.30 万馬研太朗
プロフィール
万馬研太朗:福島県在住。多くの作品は福島や二本松を題材にして、演歌・歌謡曲・POPSの作詞・作曲を行っている。コミックソングも得意分野。演歌でも歌謡曲でもない、新しくもなく古くもない中間的なジャンルを提唱しており、中間歌謡曲と位置づけしている。すでに60作品以上YouTubeやニコニコ動画で配信されているが、代表作は「滝桜」「花筏~ハナイカダ」「黄昏のダンディ」「十三歳のサムライ」など。「イカニンジンの歌」は福島の地元アイドル「餃子っ娘ジュニア&ひとくち餃子」に提供され、CMソングにも起用されている。また、自ら撮影した動画や写真は石井朗の名前で彩玉プロダクツへ提供している。
福島の歌 万馬研太朗の作品