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2021年のまとめとして~万馬研太朗

 2021年は、「ハイッみんぽう」の大石邦子さんの連載「続:風のあとさき」の「万馬研太朗さんの歌」で始まりました。これはもう、前にも書きましたとおり信じられない程の出来事でした。

 そのお礼のつもりで,2月12日にコンビニからCDを10枚ほどクロネコ便で発送しました。そしたらその夜の大地震で大石様はとんでもない事になっていた事を後の「ラヂオ長屋」で知りました。お風呂で溺れかけたというショッキングな出来事でした。

翌14日に電話を頂きまして、大石さんの生電話にチョー緊張「昨日のラヂオ長屋であなたの話をしましたよ。CDありがとう。」とおっしゃるのです。驚きつつも、まだ使ったことのない「ラジコ」という方法で聴く事が出来ました。とてもとても嬉しい「北国のエッセイスト」でした。

 さらに次週は大石さんが電話で出演。「北国のエッセイスト」をまた放送して頂きました。CDを送らなかったら、地震が無かったら、ラジコが無かったら、何回もの放送が聴く事が出来なかったと思うと、巡り合わせとはとても不思議な事だと思っています。

 5月には、福島民報に「クマガイソウ」が載っていたので「水原川」というクマガイソウがテーマの曲を送りました。大和田さんが水原地区まで取材に行って下さり、「水原川」をかけて下さいました。6月の若葉の頃には「君と僕のコンチェルト」。これもまた思い入れのある曲でしたので放送して頂きまして感激しています。

 10月には「奥岳~本当の空の下で」大和田さんの奥岳ロープウェイの取材と一緒にかけて頂きました。こんなにラジオで放送されても、ラジコが無かったら聴けませんでした。パソコンの打ち込みで作るオーケストラ(カラオケ)も、今という時代が間に合わなかったら作れていませんし、石井務さんという素晴らしい編曲者がいなかったら出来ませんでした。

大石さんに曲を送るのも、農民画家「すげのでんじゅ」さんからの紹介が無かったら実現しなかったと思います。「北国のエッセイスト」という曲も東西南北の「北」がテーマとして与えられなければ編曲には到らなかった事でしょう。

 今年は大石さんのおかげで信じられない展開の1年になりました。また来年も「福島をテーマにした曲」を作り続けたいと思います。今年はどうもありがとうございました。よいお年をお迎え下さいませ。 

2021.12.30  万馬研太朗

 

プロフィール

 万馬研太朗福島県在住。多くの作品は福島や二本松を題材にして、演歌・歌謡曲・POPSの作詞・作曲を行っている。コミックソングも得意分野。演歌でも歌謡曲でもない、新しくもなく古くもない中間的なジャンルを提唱しており、中間歌謡曲と位置づけしている。すでに60作品以上YouTubeニコニコ動画で配信されているが、代表作は「滝桜」「花筏ハナイカダ」「黄昏のダンディ」「十三歳のサムライ」など。「イカニンジンの歌」は福島の地元アイドル「餃子っ娘ジュニア&ひとくち餃子」に提供され、CMソングにも起用されている。また、自ら撮影した動画や写真は石井朗の名前で彩玉プロダクツへ提供している。

福島の歌 万馬研太朗の作品

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